2025/07/08
ニュース
防災啓発プロジェクト「SWOOPS DEFENSE PRIDE」を始動
岐阜スゥープスはこのたび、地域に根ざした新たな防災啓発プロジェクト「SWOOPS DEFENSE PRIDE(スゥープス・ディフェンス・プライド)」 を立ち上げました。「守ることに誇りを持てるチームでありたい」という想いから生まれた本プロジェクトは、クラブの象徴でもある「ディフェンス」の精神を、地域の防災意識へとつなげていく取り組みです。全ステークホルダーの皆様とともに、防災活動によって岐阜の未来を守る施策を行っていきます。

■ プロジェクトの概要
「SWOOPS DEFENSE PRIDE」は、スゥープスが誇る“守る力”を、スポーツの枠を超えて地域の命と暮らしに役立てていこうという防災啓発プロジェクトです。私たちのホームであり活動拠点である岐阜に「構え」と「備え」を日常に浸透させる必要がある。そう考えた私たちは、コートで表現する反応力や連携力を、防災の行動原則へと置き換えます。
■ なぜ今、防災なのか?
1. 災害リスクの高まり
国による南海トラフ巨大地震の被害想定が約10年ぶりに見直され、岐阜県内では最悪の場合、死者数が約300人に上る可能性があると発表されました。県内のほとんどの自治体で震度6以上の揺れが想定されており、建物の倒壊などによる被害の拡大が懸念されています。さらに、異常気象による災害も全国的に増加しており、岐阜も例外ではありません。
2. 防災から考える岐阜の魅力
近年、岐阜県では大規模な地震災害はないものの、歴史をたどれば国内最大級の地震である濃尾地震も発生しており、豊かな自然や四季折々の風景が魅力である反面、豪雪や火山災害などのリスクもあります。本プロジェクトでは、防災意識の向上を図ると同時に、岐阜の暮らしやすさや魅力をあらためて発信していきます。
3. バスケットボール × 防災の親和性
岐阜スゥープスは「ディフェンス」を重視するプレースタイルを持つクラブです。この“守る”という意識は、日常における防災の姿勢と通じるものがあります。私たちは、選手・スタッフ・ブースター・地域の皆様とともに、この「守りの意識」を防災の行動へと転換し広げていけると考えます。
■ 今後の主な取り組み
1. ホームゲームでの防災啓発活動
2. SNS動画を活用した防災啓発活動
3. 防災に関連する教育機関と連携した企画の立案・実施
4. 行政・パートナー企業の防災活動PRや連携