いつも岐阜スゥープスを応援していただき誠にありがとうございます。

この度、#10 ハンター・コート選手との選手契約が満了となり、徳島ガンバロウズへ移籍することが決まりましたことをお知らせいたします。

■ハンター・コート

《背番号》　　10
《生年月日》　1999年4月5日　
《出身地》　　日本
《ポジション》　PG
《身長/体重》　190㎝/85㎏
《経歴》　　Yokota High School
　　　　⇒　2017-18　広島ドラゴンフライズ
　　　　⇒　2018-20　横浜ビー・コルセアーズ
　　　　⇒　2021-22　トライフープ岡山
　　　　⇒　2022-　岐阜スゥープス

《ハンター選手コメント》
みなさん、久しぶりです。
この決断に至るまで、何度も悩み、考え抜きました。それほどまでに、この街とクラブは、私にとって特別な存在です。簡単な決断ではありませんでしたが、自分自身の成長、そしてバスケットボール選手としてさらに挑戦を続けるために、次のステージへ進むべきタイミングだと感じました。

この言葉を書いているだけで涙がこみ上げてきます。本当に心の底から、こんなに美しい街、そして素晴らしいクラブに迎え入れてくださったことに感謝しています。

毎週末、全力でプレーしてきました。持てるすべてを出し切ってきたつもりです。でも、気づけば、皆さんからもらったものの方が、きっとそれ以上に大きかったと思います。少しでもその恩返しができていたなら、これ以上嬉しいことはありません。

この街とチームには、言葉では言い表せないほど深い絆を感じています。バスケットボール選手として、人として、大きく成長する場を与えてくださり、本当にありがとうございました。

初めて皆さんに出会った時、私はまだ22歳でした。気づけば今は26歳。大人になってからの人生の半分をこの場所で過ごしたことになります。そして、今の自分を形作ってくれたのは、間違いなくこの街とこのチームの存在です。私を育ててくれて、本当にありがとうございました。

この場所とこのチームを思う気持ちは、本当に特別で、これからもずっと変わりません。
すべての方々——チームメイト、スタッフ、ボランティアの皆さん、スポンサーの皆さん、飲食店やお店で出会った方々、道で声をかけてくださった方々——皆さん一人一人が、私の心の中で特別な存在です。

この3年間、皆さんからの温かい愛を忘れることは決してありません。この街での生活のすべての瞬間が、私にとって宝物でした。それは、皆さんのおかげです。

これからは対戦相手になりますが、感謝の気持ちを伝える一番ふさわしい方法は、全力でプレーして、そして全力で煽ることだと思っています（笑）。

何度「ありがとう」と言っても足りないほど、感謝の気持ちでいっぱいです。心から、ありがとうございました。

昔から、「さよなら」は言わないようにと教えられてきました。だから今は、こう言わせてください。—— またね！

《クラブコメント》
ハンター選手は2022-23シーズンから3シーズンにわたり、常に熱い気持ちでチームを支えてくれました。

ゲームでは味方をいかす冷静なパスワークや、長身を活かしたリバウンド、熱い気持ちを前面に出したプレーで、チームを勢いづけてくれる存在として活躍しました。また2024-25シーズンには副キャプテンとして、コート内外でチームを力強く牽引してくれました。

ハンター選手の魅力はプレーの中だけにとどまりません。いつも絶やさない朗らかな笑顔、誰に対しても分け隔てなく向き合う姿勢、そしてイベントなどのファンサービスでは、SWOOPYの皆さま一人ひとりに温かく接してくれました。その人柄は、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれ、愛され続けた理由でもあります。

ハンター選手がこの街とチームに深い愛情を持ってくれていたこと、それを言葉にして伝えてくれたことを、クラブとして本当に誇りに思います。
若くして岐阜に来てくれた彼が、人として、選手として成長していく姿を近くで見られたことは、私たちにとってかけがえのない時間でした。

新たな一歩を踏み出すその決断は、簡単なものではなかったと思います。これから新しい環境でさらなる挑戦を続けるハンター選手の選択を、クラブとして心から尊重し、背中を押したいと思います。